小説作品集
基本的に僕が小説で好んで書く話というと東方プロジェクトの二次創作が多いのですが、一次創作も書きます。玲と真輝の物語は作品世界を飛び出してブログでも活躍しています。
一次創作 見出しへのリンク
玲と真輝の物語 見出しへのリンク
ナナシノユウレイ 見出しへのリンク
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2011年ごろに書いた自分の初期の作品。確か、はてなダイアリーの方で「頭蓋骨持ち歩き少女コンペ」のようなイベントがあって、それに出そうかと思ってアイディアを寝かせていた。そちらに参加しようと思って書いたけど、人見知りゆえに挫折。
その後、twitterの知り合いから文芸フリマに合同誌を出すので何か作品がないか?と聞かれたので手持ちでオリジナルで出せそうな作品というとこれぐらいしかないので出展。
かなり自分の作品としては出色の出来であり、1万字程度の短い作品なのになんかよく分からないけど切れ味が鋭い。この作品を書くときに最も表現したかったシーンは、玲と真輝が最終的に対立するシーンなんですよね。そこんところから逆算して作った物語なのだけど、ラストシーンは蛇足かな?と思ったのだけど、案外そこからブログ展開か次回作が生まれるのでやってみるものである。
イヌガミギフテッド 見出しへのリンク
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玲と真輝の物語である「ナナシノユウレイ」の続編で書いた作品。前作から10年以上後になって作られた続編である。
正直言って、この二人の物語は前作で完結しており続編を作るつもりはなかったんですよね。ブログでこの二人の吹き出しを使って寸劇をしているうちに、物語の続きを書けるのではないか?と思って書いてみた。
石動夕夜くんが初登場の作品であるが、夕夜とギンに関してはこの二人は今後のシリーズで重要な役回りを果たすつもりで出している。今んところ展開は未知数であるが、玲と夕夜はコインの裏表みたいな関係性だ。
物語世界に広がりを持たせることはできたのではないかと思う。ナナシノユウレイまでは完璧に玲と真輝の二人だけで世界が完結していたが、その二人が暮らしている世界が徐々に判明してきている。どうやらセカイ系のようなシリーズになりそうである。
二次創作 見出しへのリンク
東方Project 見出しへのリンク
射命丸文の真相 見出しへのリンク
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東方風神録を自分なりにリライトできないかな?と思い立ってシナリオを考えてみて執筆した作品である。
射命丸文をトリックスターとして描いてみたくて色々とシナリオを弄ってみた。物語の構造が叙述トリックみたいな展開があり割と複雑に作り込んだなという印象。
東風谷早苗のキャラクターについてこんなもんでよかったのか?というのは結構悩んだ。多くの東方二次創作で早苗さんは天然キャラでほんわかしたキャラクターであるが、本作では八坂神奈子の狂信者であり信仰のためなら殺人も厭わないキャラクターになっている。盲信的に何かを信じてる者が、価値観が揺らいだ時にどんな反応をするのかなー?というのを書いてみたくて実験的に書いてみた。割と犬走椛との格闘シーンが好きである。
夢のあとさき、さくらの風 見出しへのリンク
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東方妖々夢の前日譚。八雲紫と西行寺幽々子の関係性について考察した作品である。
紫と幽々子の出会いについて自分なりに書いてみた。この二人は平安時代ぐらいに相当に濃密な関係があったんだろうなーと思うのであるが、それを具体的にどんな風な関係であるかを掘り下げて物語にした感じである。
紫は寿命の長い妖怪であるようだが、それでも原作中の時間内ではかなり高齢で寿命の後半に入りつつあるのではないか?と想像している。寿命の長い紫が、生涯の終わりでどのように幻想郷や霊夢を想ってるのか?とかそこんところの関係性も描きたかったのであるが、物語の後半にちらっと匂わせる程度でしか霊夢は出てこない。紫は幽々子と霊夢を重ねて見てるんですね。だからこそ原作での協力関係みたいなもんもあるんだろうなーと妄想してるのですが、しっかりと書けなかったのは心残り。
リライト 見出しへのリンク
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東方Projectの書籍版の方の東方儚月抄の設定を利用して自分なりに物語を「リライト」してみたのでこのタイトルである。
蓬莱山輝夜と藤原妹紅の関係性にスポットを当ててみて書いた作品。本来ライバルであるこの二人がカップリングとして扱われるにはどんなキッカケがあるのかー?と考えてみたところ儚月抄で妹紅が蓬莱の薬を飲む時になんかあったかな?などと考えた。
木花咲耶姫と石長姫については儚月抄でチラリと名前だけ出るけど、ここまでガッツリとは出てこないです。富士山の主神で、山岳信仰の山神の方から設定を借りて暴れさせてます。天孫降臨の邇邇芸の嫁争いなどを調べてみるとこの二人の不仲の理由などがわかるかも知れません。輝夜と妹紅は咲耶姫と石長姫という不死者の争いを見て引いた上で、その後の関係性が生まれてくる感じです。
閻魔と椿 幻想郷縁起異説 見出しへのリンク
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四季映姫・ヤマザナドゥと稗田阿求のカップリング小説である。この二人は設定上では絡みがあるけど、全然話題にならない隠れたマイナーカップリングである。
これを書くときにはガチンコの百合小説を書いてやろうと企んでたんですよ。でも、どうにも展開を転がしていくと阿求の過去で稗田阿礼がどんな風な働きをしたのか?とかそういうところに想像が飛んで、NLの恋愛小説みたいになってしまった。
わりかし、自分の書いた小説の中では恋愛描写がねちっこくて甘いお話ですね。一千年以上の時を超えて出会い続ける男女の構図というのは、モチーフとして面白いので東方二次創作ではなくオリジナルで書いてみたい物である。
東方霽月譚 見出しへのリンク
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これは霽月譚で「せいげつたん」と読みます。雨上がりの澄んだ月のことを光風霽月という4文字熟語があるのでそちらから取りました。
この作品に関してはニコニコ動画で東方Projectを知り始めたときに書いた二次創作なので、いろんなところで設定に漏れがあります。今では技量が拙くて自分では恥ずかしくて読めません。
僕の東方の中での最推しは「橙」なのですけど、その橙が成長して八雲の姓を継いだらどんなお話が生まれるのか?と妄想した感じでこの話ができた。
博麗魅月のような二次創作の中にオリキャラを出すという厨二感溢れる行動をしていて、その後の僕の創作とは方向性が違う作風である。こっちの方が好きな人もいるかも知れないけど、僕はどっちかというと原作に忠実な方が好きですね。